*初恋*

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 バカップルの同窓会 -二人だけの二次会編- 拍手お返事(11/20分)
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「バカップル」
バカップルライフ

バカップルの同窓会 -おまけ-

 
 バカップルの同窓会 -二人だけの二次会編- 拍手お返事(11/20分)
カギ付きの最後にあったんですが、カギ付き自体が長くなってしまったので分けました。
短いです。
そして、下らなさは当ブログで1,2を争うと思われます(--;
第三者(オリキャラ)目線になります。オリキャラ苦手な方はご注意を。

<オマケ>


「いやー、昨日の入江は意外だったな!」
「相原さんと結婚しただけでも意外だったのに、まさか入江のあんな姿が見られるなんてねぇ」

 あれから、二次会、三次会、そして流れに流れて終電を逃した面々で今の今まで飲んでいた俺達A組は、今だ都内をふらふらとしていた。
 スタートは渋谷だったはずなのに、いつのまにか銀座の方まで来てしまったようだ。
 ごろ寝のできる居酒屋を探していただけだったんだけどね。
 始発が動き出した時点で何人かは帰宅しているけれど、それでも片手ほどの人数が残っていた。
 ちなみに、俺のことはしがないA組の男Dとでも呼んでくれ。
 
「ねぇたかし君、ここって入江くんと相原さんが向かったホテルじゃない?」

 おい、今Dって名乗ったばっかりなのにバラしたのはどいつだよ。琴子ちゃんに告る前に沈められた憐れな男なんだから、格好くらいつけさせろ。
 …・・・で、ここがなんだって?
 俺は気品溢れるエントランスを見た。
 空高く作られたその高級ホテルは、確かに昨晩、入江がタクシーに告げたホテルだった。
 泊まったのかな、なんて話をしながら通り過ぎようとした時、またも誰かが声を上げた。

「出てきた!」

 うっそ、マジで!?
 俺達5人は、さささ~っと植え込みの影に隠れる。
 見つからないように注意しつつ見てみると、確かに入江と琴子ちゃんだった。
 入江が琴子ちゃんを横抱きにしてて、琴子ちゃんも入江に身を任せている。
 高校のときは全然わからなかったけど、ああしてるとお似合いだったんだな、あの二人。

「きゃあっ、入江くんが相原さんにキスしてるっ」
「ホントだ……うわ、朝っぱらから超濃厚だし…あ。相原さん力尽きた」
「ねえ、どうしてお姫様抱っこしてるの?」
「入江が昨日無理させたんじゃね?」
「ええ~?あの入江くんがぁ?」
「うん。だってほら、相原さんの首……なんかすげーキスマーク見えるんだけど」

 その言葉に、みんなで琴子ちゃんの首を見る。もちろん俺も。
 ここから入江のいるところまで約5m。
 見える……赤やら紫やら……って、紫!?
 入江、お前って実はすごいのは頭だけじゃなかったんだな!?
 すごい独占欲だ。あれじゃあ何着たって見えるだろ……俺なんかが立ち入る隙なんてないってことか!?
 そういうことなんだな!?
 入江はぐったりしてる琴子ちゃんを、俺達の前を通って滑り込んできたタクシーに乗せた。
 タクシーは俺達に気づくことなく、反対側の出口から出て行く。 
 残された俺達は、呆然とそれを見送った。



 ロイヤルホテルの前を過ぎ、俺達は銀座駅まで戻ってきていた。
 同方向に帰る奴もいるけど、違う路線の奴もいる。解散するならここがいいだろう。
 最後まで残った面々に挨拶しながら、俺は昨日から見たとんでもない入江の一面を反芻していた。
 思い返せば、あの頃から入江は琴子ちゃんを特別扱いしてたもんなぁ。
 今の今まで気づかなかった俺がバカだったんだな。うん。
 
 
 最後の一人に声をかける。

「なぁ、俺、思ったんだけど」
「んー?」

 おお、お前は俺と共に入江に沈められた同士じゃないか。
 
「今度さ、渡辺呼び出そうぜ」
「渡辺?」
「ああ。あいつ絶対、色々知ってるだろ。聞きたくね?」
「……」

 聞きたくない――とは言わないけど。
 けど、いいよ。何をしたって、琴子ちゃんと入江は夫婦で、なんかすげーそれが自然だったし。
 聞くだけ野暮だろって思う。

「俺はいいや」
「そうか?」
「ああ。んじゃな、またいつか」

 一人、また一人と改札に吸い込まれていく。
 土曜日の銀座、混雑するのはもう少し後になってからだろう。
 俺もまた改札に入ろうと定期を翳した。



 ガコンッ!!!!ぴんぽーん、ぴんぽーん、係員のいる改札に…


 
「……!!!!!!!」

 Suica残高足りてねぇ!!!!!
 これはあれか、入江の呪いか!?
 改札で股間強打とかありえねぇだろう!?
 悶える俺を、行き交う人々が嘲笑と同情と憐憫の眼差しを向けながら通り過ぎていった…。
 



 END



これにて同窓会編終了です♪こんな妄想にお付き合いいただき、ありがごうございました~!
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>YKママ様 

>YKママ様

着々と時間が過ぎ、ついにはタイマーかけておいたご飯が炊けてしまった、というのに至って、思わず吹いてしまいました(笑)すいません!
青くてツンツンだったくせに!という同窓生たちの心の声、届きましたでしょうか。
私も腹黒スキーなので、黒い尻尾のない入江くんは想像できませんww
しれっとした顔をして、実は琴子ちゃんを可愛がるチャンスを狙ってる(普段はツンを前面に出しているので堂々とできないから)入江くんをこよなく愛しております!

たくさん読んでくださって、ありがとうございました!
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