*初恋*

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 夏的恋愛二十題-7- 夏的恋愛二十題-9-
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「お題」
夏的恋愛二十題

夏的恋愛二十題-8-

 
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8.アイスを舐める姿に×××

※毎度申し訳ありませんが、入江くんが変です(汗)
もちろん、えろ的な意味で!









 夏になると最近必ず冷凍庫に入っているものがある。
 イチゴのアイスバーだ。
 それをこよなく愛する琴子のために、お袋が切らさず買ってくるようになった。相変わらず琴子には甘いんだ。

「わ~い、アイス~♪」

 琴子が調子外れの鼻歌を歌いながら冷凍庫を開ける。
 俺はリビングで本を読みながら、自分の奥さんを盗み見ていた。
 ったく、家だからって相変わらず無防備な恰好しやがって……今日は裕樹は学校だし、お袋は華道だか茶道だかの教室に出かけてるからいいようなものの、そうでなかったら叱ってるところだ。
 お袋はともかく、裕樹は生物学上男だからな。
 俺の心琴子知らず、呑気に琴子はアイスの包みを開けていた。
 ピンクとも赤ともつかない色味のそれを、琴子がぱくっと咥える。

「ひめた~ひ(つめた~い)♪」

 そしてそのまま俺の横に座った。
 暑苦しい。
 エアコンが効いているとはいえ、ぴたりとくっつかれれば暑いに決まってる。
 離れろ、と言おうとした俺だったけど、不覚にも黙り込んでしまった。

「入江くんも食べる?」

 そう問う琴子は、美味しそうにアイスを口に入れたり出したりしていた。
 ずっと咥えるには冷たすぎるのだろう。いらない、と言うとあっさりと引いて、琴子の意識がアイスに集中する。
 
「ひんやりするのに…入江くんて、ほんと……あまひものにがひぇだよにぇ」
「…食うか喋るかどっちかにしろ」
「ふぁい」

 ちゅう、と琴子がアイスを吸った。
 赤っぽいアイスを咥えて、吸い上げて―――…俺も暑さでやられてきたかな。
 アイスを食ってるだけの琴子で、あらぬ妄想をするなんて。俺はため息をついた。
 そのため息をどう捉えたのか、琴子が不満そうに俺を見る。

「今、子供みたいって思ったでしょ」
「別に」
「ふんだ、入江くんの意地悪」

 子供だなんて思ってねぇよ。思ってたら、あんなこと思わない。
 そう思いはするものの、俺は黙っていた。こんなこと、いちいち琴子に説明する必要はない。
 何も知らない琴子は、今度はアイスの先端から零れた練乳を舌先で掬っていた。

「ん~…美味し♪」

 …俺のもあれくらい美味そうに食べてくれていいんだけど。いつも最後は苦いって顔顰めてるからな。
 もっとも、そんなのAVの中の話だってのはわかってるんだけど――って、本格的に駄目だ、俺。
 俺はもう一度ため息をつくと、本を閉じて二階に上がることにした。
 これ以上ここにいたら、何を考えだすのか自分でも恐ろしい。
 それに、そこまでこいつに溺れてるなんて、素直に認めるのも癪だし。
 俺が立ち上がろうとした、その時だった。

「あ…っ」

 声に驚いて琴子を見ると、唇とアイスが練乳で繋がり、重力に従ったそれがぽたり…と琴子の肌に落ちるところだった。
 白い肌に、乳白色のものが落ちて柔らかい肌を滑り落ちる。

「ああ~、お腹までいっちゃったぁ」

 ベタベタになっちゃう、と慌てる琴子から、俺はもう目を逸らせなかった。
 考えてみたら。
 琴子は奥さんだ。家には俺たちしかいない。琴子は相変わらず無防備に俺を誘惑しやがる。
 つまり、俺が琴子に対して欲情するのは悪い事ではなく、むしろ当然のことじゃないか?
 
(……決めた)

 ここで抱こう。
 俺は本をリビングテーブルに置いた。

「拭くか?」
「うん。ティッシュ…あ、やっぱり濡れたタオルがあると嬉しいんだけど」
 
 俺は黙ってそれを持ってきてやった。
 そして、濡らしたタオルで琴子を拭いてやることにした。

「い、いいよ、自分でやるよ!?」
「いいから、ほら。お前じゃ汚れてないところまで汚しそうだ」

 我ながら、すげー因縁つけてるよなって思う。けど、これで騙くらかされてくれるのは、こいつの可愛いところでもあるんだよな。イラッとすることもあるけど。
 とりあえず、今の俺には都合がいい。
 俺は琴子の前に跪くと、薄い服を捲りあげた。日焼け知らずの腹部の肌に、まだ乳白色の練乳が残っていた。ったく、どれだけ零したんだか……臍に少し溜まっていた。
 俺は濡れタオルを手に拭くような素振りを見せつつ、小さな琴子の臍に吸いついた。

「ひゃぁ!?」

 くくっ…間抜けな声!
 
「い、いり、入江くんっ!?」
「…この方が早い」
「うそっ」

 嘘だよ、バーカ。
 でもいい。お前は俺に騙されてろよ。ちゃんと綺麗にしてやるから。

「お前はアイスでも食ってな。ほら、溶けちまうぞ」
「あ、ホント……んっ、でも入江くん、やめ……」

 喋ってるから、琴子はまたアイスから練乳を垂らした。
 下から覗き込むように見ていた俺の目には、コットンの下着の間を落ちてくる乳白色のものが見えている。
 それはまるで…。

「琴子、美味い?」
「んぐ?」
「後で似たようなもん食わせてやるな」

 頭上で、琴子が首を傾げているのがわかった。
 この状況下で意味がわからないのなんて、琴子くらいのもんだろうな。ま、やっぱり俺には都合がいいから黙ってるけど。
 俺は白い肌に舌を這わせながら、そんなことを思った。
 急いで琴子にアイスを食わせてしまわないと、下腹部でいきり勃ってるモノが暴発しそうだ。

「よくわかんないけど、急いで食べるね」

 琴子は俺の視線の意味に気付いたのか、そう言うとそれまでぺろぺろと舐めていたアイスに歯を立てた。
 シャリッという音を立ててアイスが折れる。
 なんか……すげぇ痛そうだ。俺は思わず下腹部を庇うように若干前屈みになった。

「…齧ると落とすぞ。舐めてろよ」

 歯は立てないように、後でちゃんと言っておかないとな…。




 数分後、琴子がアイスを食い終ると同時に組み伏せたのは、言うまでもない。


END
 
 



なんかもう、いろいろすいません…ヽ(´Д`;)ノアゥア...


お題配布元:TOY様
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>匿名様 

>匿名様

あはは、確かに注意報ではなく警報で発令ですね(笑)!
きっとあれよあれよという間に済んでいるんだと思います。なんか色々調節できそうじゃないですか?彼の場合…(^m^)フフッ
なんせ天才ですから!

そしてそして!
入江くんは琴子一筋で、というのは大きく頷かせていただきました♪
きっと全裸のナイスバディ美女と着衣の琴子ちゃんが並んでいても、間違いなく彼は琴子ちゃんを選ぶでしょうから(笑)
こちらこそ、いつも読んでいただきありがとうございますなのです!

>ちぃ様 

>ちぃ様

アイスネタはけっこうベタかな、と思いつつ、やはり野獣な入江くんなら外せまい!とこのネタはかなり楽しみにしておりました(笑)。
惚れた弱みってやつですかねぇ……いつかギャフンと、と思うのですが、報復が怖くてそれもできない琴子ちゃん。諦めるしかないですよね♪
私も天然小悪魔な琴子ちゃん大好きなので、ちぃ様にそう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございました(^^)

>おかき様 

>おかき様

ぶっ……あはは(笑)!!そうですよ、ここは「初恋」です~(笑)!!
冷え切った琴子ちゃんの口内で…ですか。それ、なんかすっごく……美味しいネタなんですけれども!!でもあっち用ですね、完全に♪いつかどこかで使わせていただけたら、と私もムフフと楽しませていただきました。ありがとうございます!

>むさぴょん様 

>むさぴょん様

というより、入江パパの場合仕事が忙しくて(もしくは、むさぴょん様の読み通り息子の嫉妬が怖くて仕事を詰め込んでる!?)休日以外はほとんど家にいない気がするんですよ。なので、標的にしようにもなりようがないというか(笑)
入江くんののヤル気(犯る気)スイッチはいつ、どこで入るかわからないスリル満点のスイッチです。
「君だけのヤル気スイッチはどこかな?」なんて言ってる余裕はありませんよ~(^m^)フフッ

>moko様 

>moko様

おお!また入江くんの台詞がmoko様の心臓を鷲掴みに(笑)!
ぜひぜひ、じっとしていられない気持ちになってください~!!待ってます、涎を垂らしながら正座して!(←きもい)
プロフ帳なんてあるんですね。へぇ~~~!色々書きこんで交換して、きっと楽しいんでしょうね♪しかし、そこに入江くんたちを絡めるとは、moko様もなかなか…!
私なぞまだまだ妄想力も足りず、日々どっかにネタはないかなぁと探し回ってばかりです。むしろmoko様の方が……お借りしたいくらいなんです、本当に。あの台詞とか言わせたい!ってのがいくつもあって、PCの前でもだえております(笑)また素敵なものを見せてくださいませ♪

>紀子ママ様 

>紀子ママ様

遠慮や節操、という言葉は、対琴子ちゃんには存在しないようです(笑)
他の場面ではもちろん存在しているようですが…すごいですよね、入江くん!
モトちゃんが…なんて仰るから、つい想像してしまいました(笑)

桔梗(アイスを食べながら)「あ、入江せんせ~!」
直樹「ああ、桔梗か」
桔梗「むごっ、ちゅる……(色気ったぷりの上目使い)」
直樹「…なんだ、総入れ歯にしたみたいな顔して。顎外れたか?」
桔梗「違います……(やっぱり琴子だけなのね)」

…全然駄目です、萌えの「も」の字も動いてくれませんでした~!

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>narack様 

>narack様

棒つきアイス(しかも練乳入りイチゴ味)なんて、入江くんの前では危険すぎる食べ物ですよね(笑)
ベタなネタではありますが、これほどすらすら書けたお話はありません…ふふっ。
あれですね、夜中に食べてるのを見つかった場合…。

直樹「…なにやってんだ?」
琴子「ふむぐっ…!?」
直樹「こんな時間に食べたら太るぞ」
琴子「だって…」
直樹「太らないのもあるからそっちにしとけ」

――とかになりそうですよね!!太らないもの=入江くんで……って、は!!スイマセン、私も脳が沸いてます(笑)アメリカンドッグもフランクフルトも危険ですよね。琴子ちゃん、人前ではそれらを食べるのを禁止される日が来るかもしれません(^^;

あとあと!私もchan-BBさんのリコメを読んで、すごく嬉しかったです~♪だから私、narackさんのお話であんなに萌え萌えできるんだ!!と納得もしてました。「み~~ん」いいですよね!琴子ちゃんが言うからまた可愛いの~~!!と(^m^)
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